坊ちゃん石鹸

今日はまだ3月の寒さを残した朝でした。
明日も冷え込むようです。
そんなつくばでも、少しずつ桜がほころび始めました。

復興への道のりはまだ始まったばかりですが、
暖かくなっていくのは様々な意味で嬉しいことです。

故・星野道夫氏が「ノーザンライツ」の中で、
アラスカの人たちは冬至が来るのを楽しみにしている
ということを書いていました。
なぜなら、アラスカは北極圏も含む極北の地ですが、
冬至を過ぎると1日に7、8分ずつ日が長くなっていくからだそうです。
北緯35~36度のつくばではそれほど急激な変化はありませんが、
気が付くと随分日が長くなったなと感じます。

前置きが長くなりましたが、
引越しをしてから料理をする環境が整わず、
ついつい外食が多くなっていましたが、
最近ようやく環境が整いつつあり、
少しずつ料理を作る機会が増えてきました。
今日は食事後のお皿洗いのための洗剤を買おうと、
帰り道に会社の近所の某大型薬局チェーンに寄り、
台所用洗剤コーナーを物色していたところ、
ひと際目を引く石鹸がありました。

通称「坊っちゃん石鹸」
家に帰って調べてみると、
立派なホームページを立ち上げていらっしゃいました。
http://www.botchan-sekken.jp/index.html

「坊っちゃんマーク」のキャラクターで、
大正時代から親しまれてきたものを、
仙台の畑惣(はたそう)グループが商標権を譲り受け、
化粧石けんとして製造・販売することになったそうです。
元々商標権を持っていた東北石鹸佐藤工場が、
大正時代の創業以来培ってきた伝統的製法を継承し、
添加物を用いないこだわりの逸品です。
製造販売元は宮城県名取市とあります。
地図で調べると、今回の震災で大きな被害を受けた仙台空港も
この名取市(および岩沼市)にあることが分かり、
名取市も震災でかなりの被害を受けているはずです。
工場の被災状況等に関しては何も言及されていないため、
現状は把握できませんが、お店で見付けたときには
思わず買い求めてしまいました。

こんなことで応援になる訳ではないと思いますが、
みなさんもいかがでしょうか?

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